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家の屋根修理は火災保険が使える?!元大手損保社員が徹底解説!

家の屋根修理は火災保険が使える?!元大手損保社員が徹底解説!
Refo
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こんにちは!Refoです。

私は大手損保社員として長年、保険を中心に金融分野の仕事に携わってきました!

住宅購入の時に必ず加入する火災保険。

「住宅メーカーや金融機関に紹介され勧められてたプランで契約したけど内容がいまいちわからない・・・。」

「火災保険という名前の通り、火災のみ保険金が支払われる。」

という方も多いのではないでしょうか?

そう思われている方はちょっと待ってください!

上手に活用できていない可能性があります。

保証内容のややこしい火災保険ですが、実は火災以外に風災・雪災・水災などにも適用され、万が一の時にもすごく頼れる保険なんです!

ですので、保証適用された場合は壊れた屋根も保険で修理することが可能です。

ですが、せっかく高い保険料を払って加入しているのに、内容をよく理解せず活用できていないのが現状。

そのような隙をついてここ数年、火災保険を利用した悪質な申請業者の被害も多発しています。

このようなことに巻き込まれると、お金をだまし取られたり、契約者も詐欺の片棒をかつがされたりと人生を狂わすことになりかねません。

きちんと内容を把握し、活用できれば火災保険はとても心強い保険です。

万が一の時も慌てないよう知識をつけておきましょう!

この記事では

  • 火災保険で保証され修理できるもの
  • 保険料支払いの適用条件
  • 保険金の申請方法
  • 悪質な申請会社の特徴・気をつけること

こちらの内容を元大手損保社員の私が詳しく解説していきます。

正しく知ればいざというときにも安心ですよ!

火災保険で修理できるもの

火災保険で修理できるもの

まず火災保険の補償ですが、「建物」「家財」「建物+家財」と大きく3つに分かれています。

そしてこれらの3パターンの対象物いずれかに補償がついている形です。

火災保険の建物とは?

「建物」は建物本体。浴そうや、冷暖房、キッチンなど備え付けのものも含まれ、屋根も建物の補償対象となります。

火災保険の家財とは?

「家財」は建物に収容されている家具や家電などになります。テレビや冷蔵庫、ソファなどが家財にあたります。

次に補償です。

補償は「火災」はもちろん「落雷」「風災」「水災」などの自然災害も補償に含まれます。

そのほか「破裂」「爆発」「雹災」「雪災」「水ぬれ」「盗難」「破損」「汚損」などが原因となるものなどプランにより幅広く補償されるものもあります

保険会社ごとに必須内容が異なりますので、証券などでプランを確認しどのような時に補償されるのかをきちんと把握しておけば、万が一の時にも安心です。

火災保険で屋根修理する場合の適用条件

火災保険で屋根修理する場合の適用条件

火災保険で屋根修理ができる場合は「火災」「落雷」「風災」などにより屋根が損害を受けた場合となります。

この場合は、保険会社や代理店に連絡し事故の報告をすることで、その後の流れを案内してもらえます。

屋根修理以外でも、保険の対象が(建物や家財)損害を受けた場合に支払い対象となることがありますのでその場合も問い合わせてみるとよいでしょう。

損害の補償範囲は加入しているプランで異なりますが、「台風による強風で窓ガラスが割れた」などは「風災」に該当するので申請が可能です。

「家財」に加入で「水災」の補償がついていれば、「豪雨により床上浸水となりテレビが壊れた」という場合のテレビは申請が可能となります。

というようにそれぞれ火災保険の内容で適用条件も違ってくるので、証券などでどのような時に該当するのか確認しておくことが大切です。

火災保険が適用されない場合は?

火災保険が適用されない場合は?
  • 故意によるもの
  • 自然劣化、さび、はがれ、ネズミ食い、虫食いなど
  • 欠陥
  • 戦争
  • 地震、津波(地震保険に加入場合は対象)
  • 土地の沈下、隆起、振動

上記によるものなどでの損害は火災保険の補償が適用されません。

火災保険の申請には何が必要?

火災保険の申請には何が必要?

火災保険の申請は、加入の保険会社や保険代理店に事故報告後、書類が郵送などで届きます。

届いた書類を作成し保険会社に提出する流れとなります。

加入の保険代理店が近い場合は、書類作成をサポートしてもらえますので問い合わせてみるとよいでしょう。

主な必要書類

  • 保険請求書
  • 事故届出書
  • 修理の見積もり書
  • 罹災物件の写真
  • 住民票
  • 印鑑証明
  • 建物登記簿謄本
  • 支払先確認書

以上のほかにも状況により必要書類がある場合もあります。

書類が届いたら1つずつ確認し、記入漏れがないよう作成していきましょう。

火災保険申請の流れ

火災保険申請の流れ

まず、前提に火災保険の申請は契約者本人でなければできませんので、必ず契約者が申請をしましょう。

記事を読んで過去の損害が支払対象だとわかった場合は、過去3年以内の損害であれば申請可能となるため以下の手順で進めてください。

  • 代理店や担当者、ご加入の保険会社へ連絡し事故報告をする。(契約者の名前・保険証券番号・事故発生日時・場所・原因・事故の状況・損害の程度・修理先・届出官公署名・担当者名・事故後の連絡先など聞かれるので答えられるように整理しておきましょう)
  • 代理店や保険会社から請求~受け取りまでの流れ説明
  • 損害調査(事故の状況や損害程度に応じて担当者や鑑定人が事故現場の確認に来ます)
  • 保険金請求書類の作成・提出
  • 支払い決定
  • 保険金受取

以上のような流れになります。

加入している代理店や保険会社に連絡すると、流れを詳しく説明してくれるので心配はいりません。わからないことがあれば何でも聞きましょう。

悪質な申請会社に注意

悪質な申請会社に注意

近年、災害に便乗して悪質な火災保険申請代行が多く出回っています。

特に地震や大雨などの災害時に「自己負担なく修理ができる」と話をもちかけ

  • 強引に契約させキャンセルを申し出たら違約金を請求された
  • 経年劣化を台風での損害と虚偽の申請をさせる
  • 高額な申請サポート手数料を取られた
  • まともな工事をされなかった
  • 保険がおりず修理代だけ請求された

などの被害が多発しています。

国民生活センターにも、このような被害が多数報告されており、国民生活センターHP内にも以下のような注意喚起がされてされています。

勧誘されてもすぐに契約しないようにしましょう。

災害により被害を受けたら慌てずに複数の業者から工事の見積もりを取り検討しましょう

・保険の適用対象となるか、申請はどのようにするか、加入している保険会社に確認しましょう

・家族や周りの人は、高齢者や障害者の家に不審な訪問者が来ていないか気を配りましょう

国民生活センターHPより引用 https://www.kokusen.go.jp/soudan_now/data/disaster.html

事故に合ったらまず加入の代理店か保険会社へ必ず連絡をするようにしてください!

経年劣化を台風と偽り申請しそれが虚偽と発覚した場合、保険契約を解除されたり、返金を求められたりすることがあります。

場合によっては、詐欺罪で罰せられる可能性もあるため、絶対にこのような勧誘にのってはいけません!

生活センターの注意書きにあるように、被害をうけたら複数の業者から見積もりをとり検討することが大切です。

そうすることで他社と比較することができるため、不当に高い見積もりや、逆に安すぎる見積もりに「おかしい・・・。」と気付くことができ悪質な業者をさけることができます。

複数に見積もりを取る時間のない方や、めんどうと感じる方は「リフォーム一括見積もり比較サイト」を利用するとよいでしょう。 

「リフォーム一括見積もり比較サイト」なら家にいながらエリア内の優良業者へかんたんに一括見積もりができ、悪質な業者を心配することなくじっくり見積もり比較ができます。

火災保険のサポートをしてくれるリフォーム業者もあるので、サポート希望の方は見積もりサイトの担当者へ「火災保険の申請サポートができる業者を紹介してほしい」旨を伝えると対応してもらえスムーズですのでぜひ活用しましょう!

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火災保険のよくある質問

火災保険のよくある質問

①火災保険の申請をしたけど修理しなくなった場合はどうなるの?

結論から言うと、使い道は自由です。

何らかの理由があり修理しなくなった場合などでも、保険会社から修理状況など聞くこともありませんしその場合の利用目的は契約者の自由になります。

ですが、修繕するために申請した保険金ですので修理しておかなければ、修繕箇所が悪化してのちのち大惨事になりかねません。

修繕箇所がある場合は、その点も考えしっかりと修理しておくようにしましょう。

➁火災保険は何回使える?

火災保険に利用回数の制限はありません。

これはよく聞かれる質問です。

自動車保険が1回使うごとに等級が下がり保険料が上がるため、火災保険も同じと勘違いされえている方が多いようですが、火災保険は何度も利用でき、利用したからといって保険料が上がることはありません。

③火災保険はいつ保険金がおりる?

火災保険の支払い期限は「保険金の請求手続きが完了した日も含めて30日以内」と保険業法で決められています。

早くて3、4日、長くても2週間あれば支払いが完了します。

まとめ

まとめ

今回は「家の屋根は火災保険で修理できるのか」を解説しました。

家の屋根は火災保険で修理することができます。

適用条件は加入している補償条件で変わってきますが、「火災」以外に「落雷」「風災」などで損害にあった場合にも補償されます。

火災の時だけ使えると思っている方が多い火災保険ですが、加入補償によっては、水廻りのトラブルでも利用できる特約がついていたなんてこともありますのでしっかり内容を確認し、いざというときに備えておきましょう。

一部、経年劣化や故意によるもの、欠陥など適用外もありますので、利用の際には注意してください。

また、悪質な業者の申請サポートにも騙されないよう事故が起こったときには加入の代理店、保険会社へ連絡をすること、訪問営業にきたときには慌てず、他にも数社へ見積もり依頼してもらうようにしましょう

複数に見積もりを取る時間のない方や、めんどうと感じる方は「リフォーム一括見積もり」を利用するとよいでしょう。

リフォーム一括見積もり比較サイト」なら家にいながらエリア内の優良業者へかんたんに一括見積もりができ、悪質な業者を心配することなくじっくり見積もり比較ができるためぜひ活用しましょう。

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