【12社に聞いた】リフォーム見積もり期間は?早くもらう交渉術と遅れる理由を経験者が解説

リフォームを考えたとき、まず業者へ見積もりを依頼しますよね。

ですが、見積もり期間が長すぎると、

「忘れているのでは…？」
「不具合箇所が進行しないか…」

と不安になったり、イライラしたりすることもあるのではないでしょうか。

実際、私は12社のリフォーム業者に相談した経験があり「1ヶ月待ち」や「連絡が遅い…」ということを何度も経験しました。

この記事では、リフォームの見積もりで失敗を繰り返した経験のある私が、リフォームの見積もり期間の不安を解消するため、以下の裏事情と具体的な解決策をお話しします。

• 【12社比較】リフォームの見積もり期間のリアルな目安はどのくらいか？
• 経験者だけが知る見積もり期間が長引く本当の理由（業者の裏事情）
• 今日から使える！ 見積もり期間を短縮する交渉術と正しい断り方

こちらの3点を解説していきます！

リフォームの見積もりの全体の流れとリアルな期間

まず、リフォームの見積もり作成の流れを理解しておきましょう。見積もりにかかる流れや時間を理解しておけば、逆算して計画を立てることができます。

1.業者へ見積もり依頼

まずは業者へ、

• 電話・メール・お問合せフォームなどから見積もり依頼
• リフォーム内容を打ち合わせ
• リフォーム内容をもとに現場調査の日程を決める

依頼の流れはこのような感じとなります。

その際、リフォーム内容をあらかじめ家族で話し合いまとめておくとスムーズに話を進めることができるでしょう。

2.現場調査

予定した日に、業者が現場調査に来てくれます。

現場調査では、リフォーム現場の詳細なチェックをします。

• 現場の劣化や破損などの現状確認
• 設備・給排水・電気機器などの確認
• 実測・写真撮影
• ヒアリングや今後の打ち合わせ

などを行います。

3.リフォーム会社が下請け会社や建材・設備業者へ問い合わせ

現場調査を終えると、そこから要望に合わせたリフォームの見積もりに取り掛かります。

ここからは依頼する業者が、

• 元請け会社
• 自社施工会社

などで工程が異なります。

元請け会社の場合

• 下請け各社へ見積もりを依頼
• 下請け各社が建材業者へ仕入れ値・納期など問い合わせる

自社施工会社の場合

• 自社で工事を行うため直接仕入れ値を各建材業者へ問い合わせる

この段階で、どちらを選ぶかにより工程が異なるため、見積もり時間にも違いが出てきます。

4.問い合わせた内容から見積もりを作成

各社へ問い合わせた、値や実測などの情報を元に見積もりを作成していきます。

5.見積もり最終確認

見積もりが出来上がったら、無理はないか、間違いはないかなどを慎重にチェックし問題がなければ見積もり完了です！

ここでようやく、施主の元へリフォームの見積もりが届くという流れとなります。

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【12社比較】リフォームの見積もり期間のリアルな目安

見積もり作成の期間は、かんたんな設備交換、職人などの人がほとんど絡まないものは２～３日と、早く出来上がる場合もあります。

ですが、材料などたくさんの資材が必要な場合や、工程・日程によっては職人の数がたくさん必要になるなど、それらを考慮した見積もりは１～３週間ほど作成時間がかかります。

さらに、増築やフルリフォーム・リノベーションなどの大規模工事の場合は、見積作成に1か月程度かかるケースもあります。

見積もり期間は、リフォームの規模に応じて待つようにしましょう。

見積もり期間が気になったり事情があって急ぎたい場合は、現場調査後にあらかじめどのくらいの期間で見積もりができるかを確認し、急ぐことを伝えておくとよいでしょう。

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連絡が遅いのはなぜ?1ヶ月以上待たされた経験者の対処法

見積もり依頼後、1か月以上たつのに連絡がこない場合は以下のことが考えられます。

見積もりを下請けに丸投げしている

上記に書いたように、「元請け会社」の場合「下請け会社」に見積もりごと丸投げしている可能性があります。

業者によりますが、契約のみ請負あとは下請けに任せているケースです。こういったシーンの対応も、業者を見極める判断材料へとつながります。

下請け会社が忙しい

「元請け」から「下請け」へ見積もり依頼をしたものの、「元請け」が忙しくて見積もりが遅れたり、うまく連携がとれずにやり取りがうまくいっていないことが考えられます。

このような会社へリフォームを依頼するのは不安です。このような場合は、契約から引き渡しまで一貫して行っている会社を選ぶと安心です。

見積もりのことを忘れている

依頼した担当者が忙しすぎて見積もりを忘れてしまっている可能性もあります。あまりに遅い場合は1度問い合わせしてみましょう。その際、どのような対応をとるかも業者選定の見極めポイントとなってきます。

対応が遅れていることを、悪いと思っていないような態度なら依頼は見送った方がよいですし、真摯に謝罪し対応してくれるようでしたら依頼できないわけではないかもしれません。

業者選定のいいチャンスととらえましょう！

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見積もり期間を短縮する!今日から使える交渉術と有効活用法

見積もりを待っている期間をただ不安に過ごすのはとてももったいないです。

12社のリフォーム業者とやり取りした経験から分かった、見積もり待ち期間を有効活用し、見積もりスピードを上げるための具体的な交渉術とチェックポイントを紹介します。

ポイント1.業者に見積もり期限を伝えておく

私が12社のリフォーム会社に見積もりを依頼した中で、最も効果的だったのは「期限を伝える」ことでした。見積もり期間が長引く理由の一つに、業者側も「いつまでに回答すればいいのか」が不明確なため、どうしても優先順位を下げてしまうことがあります。

「宿題の提出日と同じ」と例えるとわかりやすいかもしれません。具体的な提出日があれば優先して取り組みますが、提出日が決まっていない場合、優先順位は下がってしまいます。

これを避けるため、現地調査が終わった後か依頼した時に「〇〇日までに、概算だけでもいただけますでしょうか」と具体的な期限を伝えてみてください。

期限を設けることで業者はスケジュールを組みやすくなり、「他社に負けたくない」という心理も働き、見積もり提出が早まる傾向があります。ただし、大規模なリフォームの場合は現地調査の難易度も高いため、無理のない範囲で期限を伝えることが大切です

ポイント2.自社施工の会社を選ぶ

見積もり作成にかかる時間は、業者の社内体制にも左右されます。複数の下請け会社・資材業者を間に挟む場合（元請け業者に多い）、連絡のやり取りに時間がかかり、どうしても見積もり提出が遅れがちです。

一方で、設計から施工まで一貫して自社で行う「自社施工会社」は、やり取りが自社と資材業者間のみで完結するため、流れがシンプルです。私の経験でも、自社施工の会社は見積もり作成のスピードが速い傾向がありました。早さを重視する場合は、依頼時に業者の施工体制を確認しておくことがおすすめです。

ポイント3.担当者を見きわめておこう！

リフォームの成功は担当者にかかっていますが、見積もりのスピードも担当者の質で決まります。特に、経験が豊富で社内での決定権を持っている担当者は、現場調査の際にすぐに概算や代替案を提示してくれます。小さな確認事項でいちいち上司に確認を取る必要がないため、意思決定が早く結果として見積もり作成もスムーズです。

現地調査や打ち合わせの際は、担当者がその場で即答できるか、柔軟な提案ができるかをチェックし、「スムーズなリフォームを任せられるか」を見きわめる絶好のチャンスと捉えましょう。

ポイント4.必須!相見積もりで業者側の本気度と価格を見きわめる

まだ1社しか見積もりを依頼していない場合は、この期間に他にも2～3社へ相見積もりを依頼しておきましょう。1社のみで決めてしまうと、業者の対応や価格が比べることができず、のちのち以下のパターンで後悔につながる方が多いです。

• 同じ工事を他の業者でした方が安かった
• 段取りが悪い、伝えたことが現場に伝わっていないなど担当者への不満

そうならないためにも、必ず複数社を比較し納得のいくプランで依頼するようにしましょう！

「そんなに業者を知らない」「見積もりを1件1件依頼するのが大変！」と感じるあなたはリフォーム比較サイトを利用すると便利です。家にいながら近くの優良な業者、数社へ見積もり依頼がかんたんにできます。自分で探す時間がない方、めんどうな方には特におすすめです！

特にスーモリフォームなら、情報収集として相談のみを行うことも可能です。プラスでエリア内の優良な自社施工会社の情報を聞くこともできるため調べる手間も省けます。

そこから、もし話を進めたい業者がいれば紹介してもらうことも可能なので、「早く見積もりがほしい」「自社施工を優先したい」「安くリフォームしたい」といった要望を伝えて、気軽に問い合わせてみてくださいね！

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まとめ:見積もり期間を制する者がリフォームを制す

依頼する業者や、リフォームの内容によりリフォームの見積もり期間は変わってきます。

• 1人でもできるかんたんな交換作業見積もりは2～3日
• 複数の職人が絡む、工程数があるリフォーム見積もりは1～3週間
• 増築やフルリフォーム・リノベーションなどの大規模工事の見積もりは1か月

というのが目安になっています。

依頼する業者によっては、下請けに丸投げしている業者もあります。1か月過ぎて明らかに見積もりが遅い場合は、行き違いなどで見積もりが遅くなったり、忘れていたりが考えられます。

業者を見きわめる絶好のチャンスと考え、問い合わせた際は対応をよく観察してみましょう！対応があまり良くないと感じた場合は、他を探した方が賢明です。

そして、見積もりを待っている期間を有効に使うため、まだ相見積もりをとっていない方は相見積もりを依頼する期間です！担当者や見積もりを比較して納得のいくプランを探していきましょう！

「そんなに業者を知らない」「見積もりを1件1件依頼するのが大変！」と感じるあなたはリフォーム比較サイトを利用することで、家から数分で、近くの優良業者へまとめて見積もり依頼ができます！

見積もり依頼時から業者の見きわめはスタートしています。いい担当者を見つけて納得の価格でリフォームを依頼してくださいね！

あなたのリフォームが成功するよう応援しています！

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