築10年たつと色々なところに不具合が出てきて気になりはじめてきます。そんな時「もう交換する時期なのかな？」「他にもメンテナンスしておいた方がいい場所はあるのかな？」と設備の交換やメンテナンス時期の目安について疑問思うことはないでしょうか？
家は手に入れたらゴールのような気持ちになってしまいますが、その逆で、手に入れてからがスタートになります。
手に入れたときは綺麗なマイホームも時間と共に見えない部分の劣化がどんどん進んでいきます。
近年の住宅は30年で建て替えと言われていますが、日ごろのメンテナンスや定期点検をきちんと行うことで50～70年住み続けることができます。
体は定期健診を受けて病気を早期発見することで、大ごとにならずに治すことができます。
長く住み続けるためには、家も体と同じで日ごろのメンテナンスと定期点検が重要といえます。
そのタイミングの一つが築10年目になります。
築10年を過ぎたころからだんだんと色々なところの劣化が気になりはじめ、壊れてしまったり、家事同線に不満があったりと様々な事情からリフォームを考え始める方が多いです。
そこで今回は場所別にメンテナンス・リフォーム時期の目安やリフォームが多い場所のランキングを作ってみました。
この記事を読むことで、場所別のメンテナンス・リフォーム時期の目安と実際にリフォーム箇所の多い場所を知ることができます。
それらを知ることで、これからのリフォーム計画にうまく組み入れていき計画がうまくたてられ、いつまでもきれいな家を保てることにつながる助けになるとうれしいです。
いつまでも居心地のよい家に住み続けるために、上手に計画をたててメンテナンスをしていきましょう！
リフォーム時期の目安は？場所別に紹介！
計画を立ててメンテナンス、リフォームを行うことで悪い箇所など早めに見つけられ費用も最小限に抑えられます。
逆にリフォーム計画を立ててずに、メンテナンスもしていないまま住み続けたとして、見える場所は劣化がわかり直すことができますが、見えない場所が劣化していた場合は気づくことが出来ず発見した時にはかなり進行していることが多いです。
そうなると、費用も早期に直す場合よりかなり高額になってします。
こういったことから、日ごろのメンテナンスや定期点検の重要性がお分かりいただけるかと思います。
ここからは、場所別のメンテナンス時期をみていきましょう。
防蟻メンテナンス
防蟻メンテナンスは5年を目安に行いましょう。
シロアリが発生する場所は床下や目に見えない場所になります。
発生してしまっては駆除費用など高額になってしまうため、
定期的に防蟻処理を行い、シロアリを発生させないようしましょう。
配管
配管メンテナンスは５年を目安に行いましょう。
配管も見えない場所になり、頻繁に使用する場所です。
その為、ぬめり・つまり・さびが発生しやすく劣化が早いです。
腐食させないために日ごろのメンテナンスと５年ごとに定期点検するようにしましょう。
外装メンテナンス【外壁・屋根・ベランダ・サッシ】
外装メンテナンスは10～15年を目安に行いましょう。
外装は雨や風、紫外線の影響をちょくで受けるため大変傷みやすい場所です。
外装にひび割れや傷みが生じた場合、そこから雨が内部に侵入し、気づかない間に躯体の腐食が進んでいき雨漏りなどを引き起こし、進行してしまうとお家の寿命を縮めてしまう原因になります。
こうした最悪な事態をさけるためには定期的なメンテナンスが必要です。早期で見つけることで、補修で済ませることもできるため費用も抑えることができ大事にならずにすみます。
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水廻り【トイレ・キッチン・浴室】
水廻りメンテナンスは10～15年を目安に行いましょう。
水廻りは毎日の生活で使う頻度が高く、水を使用するため劣化が進行しやすい場所になります。
特にキッチンまわりは、10年過ぎるころに少しずつ不具合が出てきたりし、給湯器、食洗器、IHなどは特に不具合が多いものになります。不具合をそのままにしておくと、使い勝手が悪いほか、最終的には壊れてしまい、本体ごと交換になりに費用が高くなってしまいます。
不具合についても早めに業者さんに診てもらうことで、部品交換で済んだりと費用を少なくすませることができるため、水廻りは特にメンテナンスをきちんとし不具合は早めに直しておくことが、気持ちよく使うため、費用をおさえるためには重要です。
床
床のメンテナンスは15年～20年を目安に行いましょう。
床は毎日あるく場所なのでよごれやすいです。
床もフローリングや無垢材、タイル、ビニル系など様々です。
床鳴りがする、たわむ、はがれる、汚れたりしたら早めにメンテナンスをするようにしてください。
ふわふわする箇所がある場合は、シロアリが発生しているなど劣化ではない可能性が考えられたりします。
早めに発見するために定期点検を行なうようにしましょう。
場所ごとのメンテナンス・リフォーム時期がわかったと思いますので、次にリフォームが多い場所のランキングを見ていきましょう！
リフォーム箇所ランキング！
リフォーム箇所が多い場所は、自分の家でも当てはまる確率が高い場所と言えますし、リフォーム時期の目安がわかることでリフォーム資金のことも余裕を持って考え計画することができます。
では、気になるランキングは・・・
🥇1位 トイレ
トイレは毎日つかうため、汚れやすく臭いも気になり劣化も進みやすいということもありリフォームが1番多い場所になりました。
また、和式から洋式トイレへ主流が変わっていき、洋式トイレは高齢の方も使用しやすいことなどがありリフォームするご家庭が多いようです。
そのほかバリアフリーリフォームや最新トイレにリフォームすることで節水効果がありランニングコストを抑えるられためリフォームするなど様々です。
今では洋式トイレの学校も多くなり、家が和式トイレで小さいお子さんのいるご家庭は、学校が洋式なので慣れるために様式にリフォームなどという事例もあります。
今は一昔前のトイレと違い、タンクがなくスタイリッシュなものや、汚れを落としてくれ掃除がかんたんなトイレなどすごい機能が付いています。
最新トイレは費用がそれなりにかかりますが、掃除の手間が省けたり、節水できたりと長い目で見てリフォームする価値がありそうです。
🥈２位 浴室
浴室は、水廻りはの中でも一番水を使用する場所になり、1日の疲れをとる場所などゆったりしたい場所でもあるため不満が出やすいです。
設備の老朽化や、給湯器の故障、使い勝手の悪さなどがリフォームの原因となることが多いようです。
そのほか、寒いやタイルが滑りやすい、カビがひどい、好みのものにかえたい、高齢者が使いやすいようになどがあげられます。
お風呂は1日の疲れをとる場所でもあるため、清潔で快適さが求められているようです。
🥉３位 キッチン
キッチンもほぼ毎日使う場所になり、いろいろな設備が多い場所でもあるため、不具合が出やすい場所になります。
リフォームのきっかけとしては、設備の老朽化がやはり一番多いです。我が家もキッチンの不具合が1番多く感じます。
不具合の多い箇所は、IH、レンジフード、食洗器、蛇口一体型浄水器などになり、そのほか排水口の臭い、油汚れ、水漏れなどがあがられます。
老朽化以外のリフォーム理由は、使い勝手の悪さやや対面キッチンにしたい、家電収納をふやしたいなど様々です。
キッチンを使用するのは女性が多いため、キッチンリフォームを考えるのは女性が多いようです。
設備の耐久年数は10年のことが多いため、そのころを目安に点検・メンテナンスしてもらうことをおすすめします。
作業スペースが広く、きれいなキッチンだと作業も楽しくはかどりそうですね。
今はおしゃれなキッチンがたくさんあるのでリフォームの際はショールームなどで実際に体感してみるとよいかもしれません。
🏅4位 リビング
リビングは家族があつまり団らんする場所でもあり、1日の中で、リビングにいる時間が最も長いと言えるのではないでしょうか。
そんなリビングリフォームでは壁紙の張替えや照明を変える、床の張替え、収納をふやす、間取変更などが多くの理由にあげられます。
お家時間が増え、面積も広く、居心地よく家族で集える場所にしたいため、不満が多く出てくる場所だと言えます。
また窓の開閉も頻繁にする場所でもあるため、サッシの開け具合が悪いなどの不具合も出やすい場所になります。
過ごすのにストレスにならないように早めのメンテナンスを心掛けましょう。
リビングリフォームの良いところは、壁紙は面積がひろいので、張り変えるだけでお部屋の雰囲気を一気にチェンジすることとができますし、収納などはDIYで作ったりと楽しみながら少しずつ進めることができることですね。
🏅５位 外壁
外装メンテナンスのところでお話ししたように、外壁は外からの雨風、紫外線を直接受けるため劣化が早いです。
家を長く綺麗に保つために必ずメンテナンスをするようにしましょう！
今は塗料も様々で、塗るだけで紫外線が防げ、防熱効果があるものや、汚れが付きにくくメンテナンスが楽になるものなど高性能の塗料がたくさんあります。
また、色を変化させることで同じ家でも全然違ってみえたりと、色選びも楽しみの１つといえます。
外壁リフォームの費用は業者で様々です。塗料の種類でも違ってきます。
初めての外壁リフォームで不安な方は外壁・・・に相談してみるとよいですよ。
🏅６位 屋根
屋根も外装メンテナンスでお話ししたように、必ずメンテナンスをするようにしましょう。
外壁と同じタイミングですることで足場代などを浮かせることもできます。
外で見えないところでもあるため、定期点検を必ず行うようにしましょう！
まとめ
リフォームメンテナスランキングはどうでしたか？
場所ごとのリフォーム目安をもとに、お家のメンテナンス計画を作り、定期的にチェックしていけば快適に綺麗な状態の家を長く保つことができます。
ぜひメンテナンス計画を立ててみてください。
家も体と同じで悪くなる前にメンテナンスする事が大事です。
壊れてからでは、業社をあわてて探したり、比べることも出来ない為
結果、費用は高づき工事期間も長引いて時間もお金もかかってしまいます。
そうならないために、先回りして計画する事で早期発見、早期治療ができます。
結果的に家も長持ちし、かかる費用も最小限に抑える事ができます。
そしてリフォームするには、リフォーム業社を探したり見積もりを出すにも時間が必要です。
早めにとりかかり計画的に進めて満足のいくリフォームにしてほしいです。
素敵なお家作りができるように応援しています。
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